EBBETSFILED FLANNELS(エベッツフィールドフランネルズ)
こんにちは。
EBBETS(エベッツ)の本格的なBASEBALL CAPが入荷してきました。
エベッツの創業は1988年、クーパーズタウンボールキャップも1988年創業と記録されていますが、僕が聞いている話は、クーパーズタウンボールキャップの方が少し先に創業されているとのことです。(少しですが笑)
創業者同士、交流もあったと聞いています。
エベッツフィールドはもともとはウールフランネル素材のユニフォームを手続りで作ったことがきっかけとなり創業をしました。
1980年代後半当時、市販されているユニフォームは化学繊維が主流。その見た目とデザインに満足できなく、オーセンティックなウールフランネルのユニフォームを作りました。
クーパーズタウンボールキャップも同じような経緯で、クーパーズは古いBaseball capに魅かれ、ウールフランネル素材のBaseball capを手作りで作ったことがきっかけです。
ウールフランネルはMLBでも1960年代までは採用されていた素材です。長く愛用されていたこちらの素材も1970年代に入りMLBでも化繊が使われるようになっていきました。
今では数少ない本格的なベースボールキャップを生産している数少ないブランドがEBBETSFILED FLANNELSです。
やはりウールフランネルは雰囲気があります。
今では貴重になったこの素材は高騰していますが、良いものは良い!
価格は高くなっていますが、秋冬のCAPはやはりこの素材!
ガサガサしたこの生地に魅力を感じます。被り心地もよく、見た目もやはり良い!
ウールフランネルの代表的な柄、Pinstripe。NAVY×CREAM。
長い間探していたこのピンストライプ、僕は大好きで以前はよく被っていました。
今ではほとんど見つからないと思います。
ウールフランネル自体、少ない中ピンストライプとなると更に極少です。
ウールと聞くとどうしても暑いイメージを持つ方が多いとは思いますが、冬は暖かく、夏は想像以上に涼しく、汗や雨にも強い。時とともに頭のかたちに馴染み、使い込むとヴィンテージプロキャップのような味が出てきます。
非常に珍しい8 Panel(8パネル)、ショートバイザ―(SOFT)のビンテージベースボールキャップになります。
8パネルとは、8枚の生地できている初期のベースボールキャップに見られる形です。
現在のベースボールキャップで採用されている6パネルが主流になる前、1900年前半までは8パネルが主流でした。
ショートバイザーもヴィンテージキャップとして、忘れてはならないディティールで、1900年前半頃まではショートバイザーが主流になります。
Back Styleは今回久しぶりにレザーのアジャスタータイプにしました。
サイズを選ばないので被りやすいです。
ウールフランネルの帽子にはトラデショナルな重厚さがあります。
オーセンティックなベースボールキャップが世界から無くなり忘れ去られていくのがどうも耐え難いです。野球帽は僕にとって身近な存在であり思い入れも深い。
最後に、少しでもBaseball capの魅力が伝われば良いと思い、今回熱く本場のベースボールキャップの魅力をBlogで書きました。
本日もどうもありがとうございました。
小野寺