みなさんこんにちは、焚き火が楽しい季節で嬉しいこーへいです。
薪割りをせずに突っ込んでいる邪道系ですが、お許しください(笑)
やはり自然に触れると気持ちがリフレッシュされて良いですね。
今回紹介するのはCOOPERSTOWN BALL CAP(クーパーズタウンボールキャップ)のウールフランネルキャップです。
そもそもクーパーズタウンボールキャップでも、5〜6年前まではウールフランネルしか販売されていませんでした。それほどベースボールキャップと言えばウールフランネルというのが定着していたということです。
少々長くなりますが、大切なことなのでウールフランネルの歴史について少し話していこうと思います。
ウールフランネルのキャップは、19世紀中頃から20世紀初頭にかけてアメリカのベースボールキャップで一般的に用いられるようになりました。具体的には、1880年代〜1960年代までの間に、特にプロ野球チームのユニフォームの一部として広く採用されていました。
この時期、ウールフランネルは耐久性があり、保温性にも優れた素材として評価され、選手たちが試合中に着用する帽子の主流素材となりました。
1960年代以降は、ポリエステルやアクリルといった合成繊維が登場し、軽量で洗濯も容易なことから、キャップの素材として多く用いられるようになりました。しかし、ウールフランネルは依然としてクラシックなスタイルとしての魅力があり、ヴィンテージアイテムや特定のブランドの製品として根強い人気があります。
日本でのウールフランネルの歴史は、主に昭和中期(1950年代〜1970年代)に普及しました。当初はアメリカのスタイルを模倣したものでしたが、次第に日本独自のデザインも取り入れられ、特に学生服やカジュアルファッションの一環として愛用されました。日本のブランドでもハンドメイドキャップやデザイナーズブランドがウールフランネル素材を展開し、今でも多くのファンに支持されています。
今まで多くのファンから愛されてきたウールフランネルキャップですが、その裏側にはこんな歴史があり、またウールフランネルの特性や価値についても話していこうと思います。
・保温性:ウールは自然な断熱特性を持ち、温かさを保つのに優れているため、寒い時期でも快適に着用できます。
・吸湿性:ウールは湿気を吸収し発散させる機能があり、汗をかいても快適に着用できます。
・耐久性:高品質のウールフランネルは丈夫であり、長期間使用しても劣化しにくいです。
・ルックス:ウールフランネルは高級感があり、風合いや色合いが豊かであるため、ファッション性が高いことも魅力の一つです。
これらの特性がウールフランネルの価値を高めています。
また、ウールフランネルは天然素材でありながら、品質の高い物を得るために特定の生産過程があり、手間がかかります。よって、現代の合成繊維と比べるとコストが高くなります。また、環境への配慮からも持続可能な生産が重視されつつあるため、ウールフランネルの価値が再評価されています。
まさに、現代では化学繊維が多く流通される中で、この貴重なウールフランネルに触れて本物のベースボールキャップを皆様に感じていただけるととても嬉しいです。
使用に伴う経年変化も素晴らしく、使い込めば使い込むほどに馴染んでいき、雰囲気も良くなっていきます。
合成繊維では決して味わうことのできない、経年変化を感じられると思います。
むしろ、安いものを買って数年で買い替えるより、格段にコスパもいいですし、かっこいいです。(安いものを悪いと言っている訳ではありません笑)
長くなりましたが、ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
洋服好きやキャップ好きな変態の方は、ここまで辿り着いていると願っています(笑)
ここからが本番です。入荷したキャップを紹介していこうと思います。
これを見ただけで、興奮を抑えきれなくらりそうなのは僕だけでしょうか?笑
今回は、ウールフランネルボディに3インチハードバイザーに加えてみんな大好きレザーストラップです。
バイザー裏は、ナイロン混ウールフランネルになります。
ナイロンを混合することにより、チクチク感などを軽減させ着用しやすくなっています。
内側は雰囲気マシマシ自己満全開のレザーです!見えない所にこだわれると気分も上がりますよね(笑)レザーなのでクラシックな雰囲気も抜群です。
昔は、馬革を使用していましたが伸びてしまうなどの問題があるため、現在では牛革を使用しています。
ロゴはスタンダードなものから、COTTON WOOD(コットンウッド)のエクスクルーシブモデル、今回はそれに加えてヴィンテージパッチといったゾクゾク感割増です。
こちらのパッチは、みなさんご存知、野茂英雄、松坂大輔や岡島秀樹、上原浩治、田澤純一、今では日本を代表するスラッガー吉田正尚が在籍する例のチームです(笑)
ピンとこない方のために、そうです、ボストンレッドソックスです。
40s~50sのヴィンテージパッチです。正直、このパッチだけでもかなり価値があると思います。
※エクスクルーシブモデルとヴィンテージパッチはCOTTON WOODに掲載しています。
ウールフランネルのルックスだけではなく機能性や貴重性をお伝えさせて頂きましたがいかがでしたでしょうか。
化学繊維を使用したキャップはなんか違う、、
やはりコットンやウールなど昔ながらの自然素材を使用したキャップは使い込むほどにクラシックな雰囲気が出てきます。
ボロボロになったから捨てる、、そうではなくむしろボロボロになってもかっこいい。
そんなキャップを取り扱っています。
今回入荷した、ウールフランネルもまだまだ選び放題ですので、是非この機会に手に取って風合いだったりを感じていただけたら嬉しいです。
こーへー